栃木銀行が那須地域で事業承継を進める飲食企業に対し、直接出資を行うことが明らかになった。対象はまず飲食3店舗からスタートする。銀行による企業への直接出資は融資とは異なる形態であり、事業承継の担い手不足が課題となる地方の中小飲食店にとって、資金調達や後継者確保の新たな選択肢となる可能性がある。地方銀行が事業承継支援に踏み込む動きとして注目される。
後継者不在や資金繰りの悩みを抱える地方の飲食店経営者にとって、金融機関が直接出資という形で支援に動いたというニュースは、心強く感じられるのではないでしょうか。
地方では飲食店の事業承継が進まず廃業に至るケースが多く、銀行融資だけでは解決しづらい局面がありました。栃木銀行の直接出資は、地方金融機関がM&A・事業承継支援に一段深く関与する新たな動きとして位置づけられます。
事業承継を検討する経営者にとっては、金融機関からの直接出資という選択肢が増えたことを知っておく道もあります。また、地域の銀行や信用金庫に事業承継相談を持ちかけてみる、他の地方銀行の類似事例を調べておくという道も考えられます。