韓国発チキンバーガーチェーン「マムズタッチ」が新宿パークタワーへ新規出店し、国内6店舗目となる。渋谷店は月商5700万円と好調な実績を上げているが、新宿パークタワーはオフィス・生活圏の立地であり、渋谷のような繁華街立地とは客層や来店動機が異なる可能性がある。FC展開による多店舗化とIPO期待も背景にあるとみられる。
渋谷の好調な数字を見て、韓国発の新業態に興味を持つ経営者も多いのではないでしょうか。一方で、立地が変われば同じ勢いを維持できるのか、不安と期待が入り混じるところだと思います。
チキンバーガーというカテゴリーは近年韓国発ブランドの日本進出が相次いでおり、繁華街での実績を足がかりに生活圏・オフィス街へ展開を広げるのは典型的な多店舗化の流れです。渋谷のような集客力の高い立地と、新宿パークタワーのようなオフィス色の強い立地では、客単価や来店頻度の構造が異なる点が今後の焦点になりそうです。
繁華街での成功パターンをそのまま生活圏に持ち込むのではなく、立地特性に応じたメニュー構成や価格帯の調整を検討する道もあります。また、FC展開のスピードを優先するか、1店舗ごとの収益検証を重視するかで今後の出店戦略も変わってくるでしょう。