
築地銀だこを展開するホットランドホールディングスグループが、7月8日に千葉県流山市の商業施設「COTOE流山おおたかの森」内へ「厚切りとんかつ よし平」を出店する。昭和8年創業・和歌山発の老舗とんかつ専門店で、三元豚の熟成肉や粗びき生パン粉、米油による揚げ方にこだわった一枚を提供するという。
大手グループが専門店ブランドを商業施設に展開していく動きは、地域で頑張る個人店にとって刺激にも脅威にも感じられますよね。老舗の看板を掲げた出店が続くと、自店の立ち位置を改めて考えたくなる気持ちもよく分かります。
たこ焼きを主力とするホットランドHDが、とんかつという別業態の老舗ブランドを駅近の商業施設に展開する動きです。フードコートや商業施設内テナントは、買い物客・帰宅客・ファミリー層を安定的に取り込める立地として、グループ企業の多業態化の受け皿になっている構図がうかがえます。
商業施設内の大手ブランドと同じ土俵で戦うのではなく、素材や熟成・揚げ方といった専門店ならではの物語で差別化を図る道もあります。一方で、駅近立地や施設集客の強さを踏まえ、テイクアウトや近隣需要に軸足を置いて共存を探るという考え方もあるでしょう。
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