九州発のファミリーレストラン「ジョイフル」を展開するジョイフルが、愛知県に新たなセントラルキッチン工場を新設する方針が報じられた。投資額は75億円規模とされ、コロナ禍の業績悪化から自己資本を立て直したことが背景にあるとみられる。既に愛知県豊川市に自社工場を持つが、新工場は中部・関西・関東への商圏拡大を見据えた供給体制の強化が狙いとされる。巨額投資をどう回収していくかが今後の焦点になる。
新工場や新設備への大型投資というニュースを見ると、資金力のある大手との差を感じてしまう経営者もいるかもしれません。それでも、投資の背景や狙いを知ることは自店の戦略を考えるヒントになります。
ファミレス業態は九州や地方を強みとするチェーンが多く、関東・関西圏への進出には物流・製造インフラの整備が欠かせません。今回のような工場投資は、エリア拡大を本格的に進めるための土台づくりという位置づけで捉えられます。
大手の工場投資の動きからは、セントラルキッチン化によるメニューの標準化・コスト圧縮の流れを学ぶという道もあります。一方で、中小店舗は逆に手作り感や地域性を強みにして差別化を図るという方向性も考えられます。
飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食店経営者のためのメディアです。