
回転寿司大手のスシローが今秋、米国1号店をニューヨーク・タイムズスクエアエリアに出店する。地下1階から地上2階までの3フロア構成で約150席という大型店舗になる予定。競合のくら寿司は既に米国展開を進めているが、スシローは今回が初の米国進出となり、いきなり世界的な観光・商業の中心地への出店という点が特徴的。筆者は2025年9月の上海取材時の経験も踏まえ、スシローの海外展開の姿勢に注目している。
海外の一等地にいきなり大型出店するニュースを見ると、規模の違いに圧倒される経営者も多いのではないでしょうか。
回転寿司業界では既にくら寿司が米国展開を先行させており、スシローの初出店はやや遅れての参入となる。ただしその立地はニューヨークの中心地であり、単なる追随ではなく強いブランド発信を意識した動きと位置づけられる。
大手の海外一等地出店は資金力とブランド力があってこそ可能な戦略であり、中小店舗が同じ道を目指す必要はない。むしろ、海外の反応やメニュー構成を参考に、インバウンド需要や情報発信の工夫に活かすという視点もある。海外での日本食ブームの動向を注視し、自店の強みをどう発信するか考える機会とする道もある。
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