
2026年1月から7月までに倒産した中華料理店は22件で、前年同期比で約7割増加し、直近15年で最多となった。このペースが続けば、年間最多だった2002年の48件を上回る可能性がある。肉や食用油などの食材価格の上昇に加え、電気代・ガス代も上昇しており、コスト吸収が難しい街の中華料理店の利益を圧迫している。倒産した22件のうち半数近くが、物価高や人件費高騰を原因とするものだった。
仕入れ値も光熱費も上がり続ける中、値段に転嫁しきれずに苦しんでいる中華料理店の経営者は多いのではないでしょうか。数字だけでなく、日々の現場の苦労が伝わってくるニュースです。
町中華のような小規模店は、大手チェーンに比べて価格転嫁の余地が小さく、食材高・光熱費高の直撃を受けやすい構造にあります。倒産件数が過去最多ペースというのは、業界全体で利益率の低下が限界に近づいていることを示しています。
メニュー価格の見直しや原価の低い品目への切り替え、仕入れ先の分散によるコスト管理の徹底など、複数の打ち手を組み合わせる道もあります。また、光熱費削減のための設備投資や、テイクアウト・デリバリーなど売り上げチャネルの拡大を検討する道もあります。