
UAゼンセンの永島智子会長は9月3日の記者会見で、来春予定される期間限定の消費税減税について「賃上げに影響させるべきではない」と発言した。減税は業種によって影響が大きく、特に人手不足が顕著な外食への影響を懸念し、経営者の理解と政府の賃上げ支援策を求めた。UAゼンセンは流通・外食・繊維など2151組合、196万人超が加盟する国内最大の産業別労働組合。
人手不足の中で賃上げの原資をどう確保するか、外食の現場では常に頭を悩ませている経営者が多いはずです。政策の変化に振り回される不安に共感します。
来春の消費税減税という制度変更が、賃上げ交渉の口実にされかねないという労働組合側の懸念が示された発言です。外食は人手不足の度合いが強く、政策と現場の賃金対応が直結しやすい業種として名前が挙がっています。
減税による価格戦略の見直しと賃上げ原資の確保を分けて考えるという整理の仕方もあります。また、業界団体からの政府への支援要請の動きを注視し、補助策の活用を検討するという道もあります。