
外食大手グローバルダイニングの2024年8月の国内既存店売上高が前年同月比1.5%増となった一方、新規出店・閉店を含む全店ベースでは0.7%増にとどまった。既存店の堅調さに比べ、全店の伸び率が抑えられている点から、出店・閉店の入れ替えが業績に一定の影響を与えている可能性がうかがえる。詳細な内訳は開示されていないが、大手外食チェーンの月次動向として業界の指標のひとつとなる数字である。
月次の数字ひとつひとつに一喜一憂しながら経営されている方も多いのではないでしょうか。既存店が伸びているのに全店の数字が伸び悩むと、モヤモヤした気持ちになりますよね。
既存店売上が前年を上回る一方、全店ベースの伸び率がそれより低いという状況は、新規出店や退店の入れ替えが全体の数字を押し下げている可能性を示しています。大手チェーンの月次開示はこうした構造変化を映す指標として業界内で注目されます。
既存店ベースと全店ベースの両方を継続的に見比べて、自社の出店戦略の効果を検証するという方法もあります。また、他社の月次動向を参考にしながら、自店の既存店強化策や新規出店の是非を見直すという道もあります。