
岡山市南区の人気ベーカリー『ヘルメス下中野』は2026年7月、注文後に果物を調理するスムージー・フラッペなど新作ドリンクを導入した。県産桃を丸ごと1個使う夏季限定「ももスムージー」など季節限定品を含め全9種類を展開。同店は約150種類のパンを毎日並べ、県産小麦やベルギー産バターなど素材選びにもこだわり、地元で支持を集めている。ドリンク投入により、パン購入と合わせた店内・テイクアウト消費の拡大を図る狙いがうかがえる。
パンだけで勝負するのは大変ですよね。看板商品に加えてもう一つの魅力を作りたいという悩みは、多くのベーカリー経営者に共通するものだと思います。
ベーカリー業態では、パンの品揃えに加えてドリンクメニューを充実させることで客単価や滞在時間を伸ばす動きが見られます。今回の事例も、既存の看板商品(約150種のパン)に季節性のあるドリンクを組み合わせることで、来店動機を増やす取り組みの一つと言えます。
既存の主力商品に季節限定ドリンクを組み合わせて客単価を底上げする道もあれば、素材へのこだわりをそのまま新メニューにも展開してブランドの一貫性を打ち出す道もあります。また、SNS映えする見た目を意識した商品開発で新規客の来店動機を作るという方法も考えられます。