
バルニバービの26年7月期第3四半期累計(25年8月〜26年4月)の連結経常利益は前年同期比41.4%減の2億3600万円。通期計画6億8300万円に対する進捗率は34.6%にとどまり、過去5年平均の75.2%を下回った。直近3ヵ月の2-4月期は前年同期比84.7%減の2700万円まで落ち込み、売上高経常利益率も5.3%から0.9%に悪化した。会社側の試算では5-7月期(4Q)は前年同期比2.1倍の4億4700万円に急拡大する見込みで、通期計画は据え置かれている。
数字だけ見ると厳しい四半期決算に、同じ飲食業を営む経営者としてひやりとした人も多いのではないでしょうか。季節や事業構成によって利益が大きく振れる怖さは、規模の大小を問わず共通の悩みです。
レストラン・カフェ・バー運営に加え地方エリア開発事業も抱える同社では、期によって利益の出方に大きな波が生じやすい構造になっています。直近四半期の急激な減益は、飲食事業の季節変動や投資先行のタイミングが重なった結果とみられ、通期計画自体は据え置かれている点が実態を読み解くポイントです。
四半期ごとの数字だけで一喜一憂せず、通期計画や過去の進捗率と比較して評価するという見方もあります。自店の経営でも、繁閑差の大きい月をあらかじめ資金繰り計画に織り込んでおくという備え方も考えられますし、複数事業を持つ場合は事業ごとの採算を分けて把握しておくというやり方も一案です。
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