対象決算期:2026年8月期 第3四半期
サイゼリヤの2026年8月期第3四半期決算は、売上高221,332百万円(前年同期比+17.5%)、営業利益13,327百万円(同+25.6%)という増収増益の内容だった。この記事では、単なる増収増益という結果の奥にある、営業利益率の変化、原価率と販管費率のどちらが動いたのか、そして日本とアジアで収益構造がどう異なるのかを整理する。
読むと分かるのは、今回の増益が主に売上拡大によるものであり収益構造の改善効果はそれを下回ること、食材コストの上昇を販管費の圧縮で相殺している構造、そして日本の利益率がほぼ倍増する一方でアジアの利益率は低下しているという事実だ。
物価高が続くなか、大手チェーンがどこでコストを吸収し、どこで稼ぐ力を変化させているのかは、規模の異なる飲食店経営者にとっても自店のコスト構造を点検する手がかりになる。
数字で見ると何が起きたか
サイゼリヤの2026年8月期第3四半期は、売上高221,332百万円(前年同期比+17.5%)、営業利益13,327百万円(同+25.6%)、経常利益13,610百万円(同+24.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益8,703百万円(同+11.8%)という結果だった。
