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コロワイド、赤字幅縮小の主因は増収でなく利益率改善169pt

決算ウォッチ
2026年8月1日 飲食note
コロワイド、赤字幅縮小の主因は増収でなく利益率改善169pt

対象決算期:2026年3月期 通期(2025年4月1日〜2026年3月31日)

コロワイドの今期決算は、売上高が前年同期比で大きく伸びた一方、営業利益・経常利益は依然として赤字という結果になった。ただし赤字幅は前年から大幅に縮小しており、営業利益率も前年同期の大幅なマイナスから169.1ポイントという幅で改善している。ここで見落としてはいけないのは、この改善が「売上が伸びたから」ではなく「利益率そのものが変化したから」だという点だ。実際、増収効果だけを取り出すと利益にはマイナスに働いており、赤字幅縮小を牽引したのは利益率の変化そのものである。増収と増益を一緒くたに語ると、この決算の本質を見誤る。本記事では、渡された数値から確実に言えることだけを積み上げ、規模の異なる飲食店経営者が自店に持ち帰れる視点を探る。

数字で見ると何が起きたか

売上高は前年同期比+153.6%と大きく伸びた一方、営業利益は-853百万円、経常利益は-231百万円と、いずれも依然として赤字圏にある。ただし前年同期比では営業利益+75.7%、経常利益+92.9%と、赤字幅そのものは縮小している。親会社株主に帰属する当期純利益は43百万円と黒字に転じ、前年同期比+101.7%となった。

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