
農林水産省は7月31日、2025年に放出した政府備蓄米が全量完売したと発表した。7月下旬までに計52万376トンがスーパーや外食で販売・使用され、玄米約59万トンを競争入札や随意契約で売り渡した分の精米ロスを考慮すると全量供給が完了したとする。スーパーでの販売価格は5キロ税込み3500円程度だった。米騒動を受けた放出だったが、25年産米は大幅増産となり6月末の民間在庫は243万トンと過去最大に達し、備蓄米在庫は32万トンまで減少、農水省は買い戻しの方針を示している。
米価の高騰と急落を繰り返す状況に、仕入れ計画が立てにくいと感じている経営者は多いはずです。備蓄米の完売という一つの節目を迎えても、先の見通しづらさは簡単には解消されません。
令和の米騒動を受けて放出された政府備蓄米が全量売り切れる一方、25年産米の大幅増産で民間在庫は過去最大の243万トンに膨らんでいます。米の供給構造が「不足対応」から「在庫積み増し」へと局面転換しつつある中、備蓄米自体の在庫は32万トンまで減り、農水省は買い戻しに動く方針とみられます。
米の仕入れ値がしばらく不安定に動く可能性を踏まえ、複数の仕入れルートを確保しておくという道もあります。また、ブレンド米や産地を柔軟に切り替えられる仕入れ体制を整えておくことで、価格変動の影響を抑えるという選択肢も考えられます。
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