
7月25日、東京・荻窪に「KAIYO Bistro & Wine」が開業した。運営はダッシュシステム(中野区)。コンサルティング会社を営む中澤燿氏が、20年来の親友でビストロ・居酒屋経験のある稲尾絵氏を誘い共同で立ち上げた。稲尾氏が店舗責任者を務め、コンセプトは「ソムリエのいる街のビストロ」。産地直送の旬食材料理と、ナチュール・クラシックをバランスよく揃えたワインが特徴。昔ながらのビストロが多い荻窪エリアで、都会的でこなれた空間づくりにより差別化を図り、近隣のミドル層への認知を広げつつある。
本業を持ちながら気心の知れた仲間と店を持つという選択に、憧れや共感を覚える経営者も多いのではないでしょうか。人と人との信頼関係が事業の土台になっている好例です。
異業種出身のオーナーと現場経験豊富な運営責任者が組む形態は、飲食業界でも珍しくない構造です。地域に根付いた既存業態が多いエリアで、コンセプトや空間づくりによって差別化を図る動きとして位置づけられます。
自己資金や本業の知見を活かした複業型の出店という道もあれば、信頼できるパートナーに現場運営を任せる分業体制を取るという道もあります。既存エリアの客層を分析した上で、あえて異なるターゲット層を狙う立地戦略も選択肢の一つです。