KDDI子会社が運営するフードデリバリーサービス「menu」が2025年9月30日でサービスを終了する。menuは2019年にサービスを開始し、翌2020年からデリバリー事業に参入していた。KDDIは終了理由についてフードデリバリー市場を巡る競争環境の変化を挙げている。利用者・加盟店・配送員への対応や清算手続きは終了日までに進める方針。業界では送料無料化などの競争が激化しており、今年3月にはフィンランド発の「Wolt」も動きを見せている。
配達を注文導線の一つとして使っていた店舗にとって、慣れたサービスが急になくなるのは地味に痛いニュースだと感じます。加盟店側の対応や清算がどう進むのか気になる経営者も多いはずです。
フードデリバリー市場は送料無料化などの価格競争が激しく、体力のあるプレイヤーへの集約が進んでいる構造が見えます。KDDIという大手資本の子会社であってもサービス終了に至った点は、市場の厳しさを象徴しています。
複数のデリバリーサービスに登録して依存度を分散させる道もあれば、自社アプリやSNSでの直接注文を強化して手数料負担を減らす道もあります。今回のようなサービス終了リスクを踏まえ、特定プラットフォーム一本足経営を見直すきっかけにするという考え方もあるでしょう。