
くら寿司のちいかわコラボ企画で、景品が従業員によって不正に横流しされる問題が発覚した。記事はこれをAI監視カメラだけでは防げない「内なる転売ヤー」問題と位置づけ、米英チェーンの事例を参考に、在庫記録・例外検知・映像確認を組み合わせた内部不正防止の仕組みづくりが必要だと指摘している。
限定コラボ企画は集客の起爆剤になる一方、景品や限定品の管理まで手が回らず、思わぬ形で信頼を損なうリスクがあることに頭を悩ませている経営者も多いのではないでしょうか。
AIやカメラによる監視は万引きなど外部からの不正には有効ですが、今回のように従業員自身が関与する内部不正には別の対策が必要になります。これはくら寿司に限らず、限定景品やノベルティを扱う外食・小売業全体に共通する構造的な課題といえます。
在庫の入出庫記録を細かく残す、通常と異なる動きを自動で検知する仕組みを入れる、映像記録と記録データを組み合わせて確認するなど、複数の対策を重ねて内部不正のリスクを下げるという道もあります。ITツール導入とあわせて、従業員教育やルールの明確化から着手するという方法も考えられます。