
名古屋を中心に寿司店・回転寿司店を展開する共和フーズ(愛知・上社)は、札幌市中央卸売市場の水産仲卸・札幌シーフーズが運営する「札幌魚河岸 五十七番寿し」とのコラボブランド「新千歳空港 札幌魚河岸57番 いきいき寿司」を8月4日、「ららぽーと愛知東郷」にオープンした。北海道直送の鮮魚と赤酢のシャリを使用し、通常は焼きや干物で食べることが多いにしんやほっけを生で提供するなど、新千歳空港内で行列ができる立ち喰い寿司の味を愛知で再現する。同社はコロナ禍に持ち帰り寿司事業を始めた際に北海道の仲買業者と直接取引を開始し、その関係が今回の提携につながった。
新業態や他社とのコラボに挑戦する動きを見ると、自店でも何か新しい仕掛けができないかと考えさせられますよね。仕入れルートの開拓には時間がかかることも実感として理解できます。
回転寿司業態では、産地直送や仲卸との直接取引をブランド化する動きが広がっています。今回のケースはコロナ禍の販路転換で得た関係性を本業の強化につなげた例であり、単なる商品調達から差別化戦略への発展として位置づけられます。
遠方の産地や仲卸と直接つながることで独自性を出す方法もありますし、既存の商圏内で地元食材を使った差別化を図る方法もあります。また、話題性のある他社ブランドとのコラボレーションによって新規客を呼び込む戦略も一つの選択肢として考えられます。