
岡山市の百貨店・天満屋は7日、岡山城初代城主の宇喜多秀家とその父直家をテーマにした食のイベント「出陣!宇喜多美食合戦」を岡山本店で開始した。11日まで地下の飲食店8店が12種類の限定メニューを提供。秀家の流刑地・八丈島にちなんだアシタバのおむすびや海鮮ちらしずし、直家の野心を表した4種のあいがけカレーなどを用意した。岡山市が大河ドラマ化を訴える宇喜多家に焦点を当て、夏休みの家族連れ集客と岡山城観光の活性化を狙う企画となっている。
地元の歴史資源を使ったイベント企画は、日々の集客に頭を悩ませる経営者にとって刺激になるアイデアですね。限られた期間で話題を作る工夫には共感を覚える方も多いはずです。
百貨店の飲食フロアが単独ではなく地域の観光資源(岡山城・宇喜多家)と連動し、複数テナントを巻き込んだ短期集客企画を仕掛けている点が特徴です。地域史や自治体の観光施策と食のイベントを組み合わせる動きは、百貨店に限らず商店街や個店でも参考になる構造といえます。
自店でも地域の歴史や偉人、季節行事などと絡めた期間限定メニューを企画するという道もありますし、近隣店舗と共同でスタンプラリー的な企画を組む道もあります。単発の集客イベントとして終わらせず、SNSでの発信や写真映えする商品開発と組み合わせて話題化を狙う方法も考えられます。