
中部地盤の食品卸大手セントラルフォレストグループは、給食向け業務用食品卸のイト商(愛知県清須市、1950年設立)を子会社化した。2030年に向けた長期戦略で高齢者施設を含む給食市場を戦略領域と位置付けており、その一環の動き。イト商の2025年7月期売上高は21億4500万円。取得価額は非公表、取得日は2026年8月17日で、傘下のトーカン(名古屋市)を通じ全株式を取得した。
卸業界の再編や統合の動きは、仕入れ先や取引条件にも影響しうるため、給食関連の取引がある経営者にとっては気になるニュースだと感じます。
食品卸大手が高齢者施設を含む給食市場を戦略領域に据えて地場の専門卸を子会社化する動きで、業界内では給食・介護食領域への統合・寡占化が進む一段階と位置づけられます。
取引先卸の再編に備えて仕入れルートを複数確保しておく、給食・高齢者施設向けメニュー開発の可能性を探る、業界再編の動向を注視し価格交渉力を高めるといった道が考えられます。