
福島市の道の駅つちゆは8月1日から夏の新メニュー「おららの発酵ごはん」(500円)と「シェイク」(600〜650円)を発売した。発酵ごはんは温泉熱で発酵させた地元納豆と福島りょうぜん漬けの商品を県産米に合わせた一品。シェイクはバニラ・コーヒー・もも(9月中旬まで)の3種で、以降は季節ごとにフレーバーを変える。夏場の食欲減退に対応した商品構成が特徴。
夏場は客足も食欲も落ちがちで、メニュー構成に頭を悩ませる時期だと思います。地域の名産を活かした季節メニューで乗り切ろうとする工夫には共感を覚える経営者も多いのではないでしょうか。
道の駅という地域密着の業態では、地元食材の掛け合わせで独自性を出しつつ、季節ごとにメニューを入れ替える運営がしやすい構造にあります。今回は温泉熱発酵という地域資源と、夏限定フレーバーという季節性を組み合わせている点がポイントです。
自店でも、地元の生産者や加工品とのコラボで差別化を図る道や、季節限定メニューを定期的に入れ替えて来店動機をつくる道が考えられます。また、価格帯を500〜650円程度に抑えて手に取りやすくする設計も、客単価と回転率のバランスを取る一つの方法と言えそうです。