大戸屋ホールディングス(2705)は8月度の月次売上高を発表し、既存店売上高が前年同月比10.8%増となり、58カ月連続で前年実績を上回った。客数は前年同月比6.0%増、客単価は同4.5%増と、いずれも伸長したことが業績を後押しした形。客数と客単価の両方が同時に伸びている点が特徴で、長期にわたる好調な推移が続いている。
長期間にわたって前年超えを続ける大戸屋の数字を見ると、コツコツと積み上げてきた現場努力の重みを感じる経営者は多いはずです。客数だけでなく客単価も伸びているという点に、地道な取り組みの成果を感じ取る方もいるでしょう。
外食業界では客数の回復が一巡し伸び悩む企業もある中、大戸屋は客数・客単価の両輪で成長を続けている点が特徴的です。定食業態としてのブランド力や、値上げ耐性のある顧客基盤を持っていることが、この連続増収の背景にあると考えられます。
客単価の上昇要因が値上げによるものかメニュー構成の変化によるものか、開示情報を追って確認するという視点もあります。また、自社の既存店動向と比較しながら、客数と客単価どちらに伸びの余地があるかを分析してみるという方法も考えられます。