
松本市美須々の信州大学近くに7月31日、マーラータン専門店「牛魔王」がオープンした。市内で中国料理店「唐坊」を2店舗展開する運営会社による新規出店で、店舗面積は約75坪、席数64席。60種類以上の麺・野菜・肉・海産物・練り物から具材を選び、100グラム385円の量り売りで提供。スープは牛骨・麻辣・山椒・トマトの4種類から選べ、トッピングも自由にカスタマイズできる仕組み。
既存業態を持ちながら新しい専門店に挑戦するのは、勇気がいる決断だと感じる経営者も多いはずです。
マーラータンや火鍋系の量り売り業態は近年地方都市にも広がりつつあり、既存の中華料理店が新業態として派生出店するケースが目立ちます。今回も中国料理店を営む事業者が、専門性の高い単品業態で新規需要を狙う動きと位置づけられます。
既存店の看板メニューを切り出して専門店化する道もあれば、カスタマイズ性を打ち出して客単価と回転率のバランスを取る道もあります。学生街立地を生かした価格設定や量り売りの仕組みづくりも、他業態が参考にできる工夫と言えそうです。