
豆腐懐石で知られる梅の花グループが創業50周年を機に、大阪・心斎橋の複合施設「クオーツ心斎橋」5階に新業態「かに料理専門店 かに重」を7月16日にオープンした。1976年創業時のブランド「かにしげ」を原点に、生本たらばがにと生ずわいがにを使った昼コース4500円、夜コース1万2000円などを提供。「かにといえば冬」という季節イメージを崩す夏向け業態として展開している点が特徴。
看板業態と離れた新業態に挑むのは勇気がいる決断だと感じます。長年の主力商品から一歩踏み出す判断には、経営者としての覚悟が伝わってきます。
豆腐懐石という主力ブランドを持つ企業が、創業ルーツの「かに」業態を復活させる形で新業態を展開する事例です。周年という節目を機にブランドの原点を再定義し、季節性の固定観念を崩す商品訴求を行う動きとして位置づけられます。
既存の看板メニューを軸に周辺業態へ広げる方法もあれば、創業時の原点に立ち返って新たな柱を作る方法もあります。季節の固定観念を逆手に取った打ち出し方で差別化を図るという道も考えられます。
飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食店経営者のためのメディアです。