
KDDIは子会社menu(東京都新宿区)が運営する料理宅配サービス「menu」を9月30日で終了し、menu社を解散・清算すると発表した。理由は「フードデリバリー市場を取り巻く競争環境の変化や今後の事業見通しを総合的に検討した結果」としている。menuは平成31年にテイクアウト事業を開始し、翌令和2年にフードデリバリーへ参入。レアゾン・ホールディングスとの共同運営体制で事業拡大を進めてきたが、今回撤退となる。
日頃利用していた配達代行や集客チャネルが突然使えなくなるのは、加盟店にとって不安が大きい出来事です。売上の一部を依存していた店舗ほど、次の一手を考える必要に迫られます。
料理宅配市場はプラットフォーム間の競争が激しく、体力のない事業者が撤退・淘汰される流れが続いています。今回のmenu終了も、大手資本による事業の総合的な見直しの一環として位置づけられます。
複数の宅配プラットフォームに加盟してリスクを分散するという道もあれば、自社サイトやSNSでの直接注文・自前配達の仕組みを強化するという道もあります。特定サービスへの依存度を見直す機会と捉える考え方もあるでしょう。