
6月18日、神保町に「神保町 台」がオープンした。運営はBREATH(東京都台東区)。老舗すき焼き店「浅草今半」で20年以上のキャリアを積んだ武石英太郎氏と三輪省吾氏が共同代表として立ち上げた。「居酒屋以上、懐石料理屋未満」を掲げ、牛すじ煮込みや一枚すき焼きなど和食料理人・三輪氏の技を生かした料理と、18品の日本酒を揃える。大手出版社や大学病院が点在し高所得層も多い神保町エリアで、地域密着の営業を目指す。
長年勤めた老舗の看板を離れ、40代後半で独立に踏み出すのは大きな決断だったはずです。安定を捨てて挑戦する姿勢に、同じ立場で独立を考える経営者の方は勇気づけられるのではないでしょうか。
すき焼きの名店で技を磨いた料理人とサービスマンがタッグを組み、居酒屋と懐石料理の間を狙うポジショニングは、価格competitionが激しい飲食市場で差別化を図る一つの型と言えます。高所得層が集まる立地選びも、客単価を確保しつつカジュアルさを保つ戦略の表れです。
老舗で培った技術やブランドを独立後にどう生かすかは、メニュー構成だけでなく接客スタイルにも表れる部分です。「居酒屋以上、懐石未満」のような明確な立ち位置を打ち出す方法もあれば、地域の客層に合わせて徐々にポジションを調整していく道もあります。日本酒などの品揃えを強みにする、少人数体制で始めて実績を積みながら拡大するなど、開業初期の選択肢は複数考えられます。
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