
ローソンは9月22日から、具材を1種類に絞ることで価格を最大5割抑えた「一点突破すぎ!」シリーズと、具材の質・量にこだわった「贅沢すぎ!」シリーズを含む合計13品を2週間限定で順次発売する。物価高の中での「メリハリ消費」に対応する狙いで、節約向けには鮭「ぼだっこ」だけをのせた297円のごはん、贅沢向けには797円の海鮮ペスカトーレなどを用意し、節約と贅沢の両極端な需要を同時に取り込む構成となっている。
物価高が続く中、お客の財布事情が二極化しているのを日々の接客で感じている経営者も多いのではないでしょうか。安さと満足感、どちらも求められる難しさは共通の悩みです。
今回の施策は、コンビニ大手が「節約」と「贅沢」という対極の需要を同じブランド内で同時に満たそうとする動きです。具材を絞ることでコストを下げる手法や、逆に品質を上げて単価を取る手法を併存させる点は、中食・弁当業態全体の価格設計を考える上での一つの参考事例と言えます。
具材を絞り込んでコストを抑えたシンプルなメニューを一部導入する道もありますし、逆に少量でも満足度の高い高単価メニューを別軸で用意し、客単価のばらつきに対応する道もあります。両方を小さく試してみて、来店客の反応を見ながら比重を調整していくという進め方も考えられます。