ステーキ・ハンバーグ店『ブロンコビリー』の2026年12月期第3四半期(1〜9月)業績は、売上高が前年同期比12.8%増、営業利益は48.4%増と好調。営業利益はすでに前年通期実績を上回った。同社は2025年に複数回の価格改定を実施し、2026年4月には長年の看板だった「サラダバー」を「ブロンコビュッフェ」へ刷新。食材費・人件費が上昇するなか、値上げをしても客離れが起きず、利益を伸ばす成長戦略が注目されている。
値上げすれば客足が鈍るのでは、という不安を抱えながら価格改定に踏み切っている経営者は多いはずです。それだけに、値上げをしても増収増益を続けるチェーンの存在は励みにも気になる存在にもなるのではないでしょうか。
外食業界では食材費・人件費の高騰を受けた値上げが相次いでいますが、その結果として客離れを起こす店も少なくありません。今回のケースは、単なる価格転嫁ではなく、看板メニューだったサラダバーの刷新といった商品・体験価値そのものの見直しとセットで値上げを行った点が特徴的だと言えます。
値上げの幅だけでなく、提供する価値や体験をどう同時に磨き上げるかを考える道もあります。また看板商品・サービスを定期的に刷新し、顧客に「値上げ分以上の満足感」を感じてもらう工夫を取り入れるという方法論もあるでしょう。
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