弁当店の倒産件数が過去最多ペースで推移している。東京商工リサーチによると昨年の倒産件数89件に対し、今年は8月末時点で既に83件に達し、過去最多を更新する見通し。要因は材料費・光熱費・人件費の高騰。一方で、片道150キロを高速を使わず米を仕入れコストを抑える店や、フタが閉まらないほどの「デカ盛りから揚げ弁当」で週末1日15万円を売り上げる店など、工夫で生き残りを図る店舗の事例が紹介されている。高市政権による食料品消費税の時限減税という追い風も指摘されている。
材料費や光熱費、人件費の値上がりが続く中、毎日の仕入れや仕込みに頭を悩ませている弁当店の経営者は多いはずです。倒産件数が過去最多ペースという数字を見ると、他人事ではないと感じる方も少なくないでしょう。
弁当業態は単価が低く、原価率の上昇がそのまま利益を圧迫しやすい構造にあります。今回のケースのように仕入れルートの工夫や、量・インパクトで差別化する店が注目される背景には、価格転嫁だけでは生き残れない厳しい市場環境があります。
仕入れコストを下げる工夫として、仕入れ先や物流ルートを見直すという道もあれば、単価を上げずにボリュームや話題性で差別化を図り客単価や来店頻度を高めるという道もあります。また消費税減税など制度面の追い風をどう活用するか、情報収集を続けることも選択肢の一つです。
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