
神奈川県相模原市のJR淵野辺駅北口オーロラデッキにあったラーメン店「TOKYO豚骨BASE MADE by 一風堂 淵野辺店」が2026年8月31日に閉店した。同店は博多一風堂がプロデュースし、JR東日本クロスステーションのフーズカンパニーが運営、首都圏のJR駅構内を中心に13店舗(淵野辺店除く)を展開するチェーンの一つ。淵野辺店は2023年6月に閉店した蕎麦店「あじさい茶屋 淵野辺店」跡を業態転換し、同年9月にオープンして約3年間営業していた。
駅前の一等地に入っていた大手監修ブランドでも、3年というスパンで撤退が起きると聞くと、立地の良さだけでは安泰ではないのだと改めて考えさせられます。
駅構内・駅前という好立地であっても、テナントの入れ替わりは珍しくなく、今回のように蕎麦店からラーメン店へと業態転換した跡地が、再び別の業態に切り替わっていく流れの一部として捉えることができます。大手チェーンが運営していても、個別店舗単位では収益性や契約期間の判断で閉店に至るケースがあることを示す事例です。
駅ナカ・駅前物件への出店を検討する際は、有名ブランドの監修だからといって長期安定を保証されるわけではない前提で、契約期間や損益分岐点を見極めるという考え方もあります。また、既存の駅前店舗を運営している場合は、周辺の業態転換の動きを定点観測し、競合や客層の変化を早めに察知しておくというやり方も選択肢の一つです。
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