ラーメンチェーンを展開するガーデンが、看板メニューに加えて油そばを併売する「二刀流」戦略を他ブランドにも広げている。全店舗数は222店舗。低価格で満足感のある油そばを取り入れることで、節約志向を強める消費者のニーズに応える狙いとみられる。単一メニューへの依存を減らし、客単価や来店頻度の底上げを図る動きとして注目される。
メニュー数を増やす判断は簡単ではなく、オペレーションへの負荷や既存メニューとの共食いを心配する経営者も多いはずです。それでも節約志向の高まりに応えようとする姿勢には共感できます。
物価高で外食の財布のひもが固くなる中、低価格帯メニューを主力に併設する動きはラーメン業界に限らず広がりつつあります。1ブランドで成功した施策を複数ブランドへ横展開する手法は、チェーン経営における効率的な戦略の一つと位置づけられます。
既存メニューに低価格帯の商品を加える方法もあれば、あえて価格帯を維持しつつ量や付加価値で満足感を高める方法もあります。自社のブランドイメージや厨房オペレーションとの相性を見ながら、どの形の「二刀流」が合うか検討する道もあります。