唐揚げ専門店の倒産件数が前年比で9割減少したことが報じられた。乱立had一巡し、淘汰が進んだ結果、100店舗以上を展開する定着チェーンが3ブランドにまで絞り込まれている。かつて300店舗を目標に掲げていた「から揚げの天才」は、現在6店舗にまで縮小しており、急拡大を狙ったブランドの多くが撤退を余儀なくされた実態が浮き彫りになっている。
唐揚げブームに乗って出店したものの、思うように定着できなかった経営者も多かったのではないでしょうか。急拡大の波が去った今、生き残りの厳しさを改めて感じるニュースです。
唐揚げ業態はコロナ禍のテイクアウト需要拡大とともに急増しましたが、供給過多による価格競争と差別化の難しさから淘汰が進みました。倒産件数の急減は、体力のない店舗がすでに市場から退出し尽くしたことを示しているとも言えます。
生き残りを目指すなら、味やブランド力で差別化を図る道もあれば、地域密着で固定客をつかむ道もあります。また、無理な多店舗展開を避け、1店舗あたりの収益性を高める経営に軸足を移すという選択肢も考えられます。