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社食の減塩メニューと健診指導で従業員の血圧が改善、東北大研究が示す効果

読売新聞
2026年10月27日 飲食note
社食の減塩メニューと健診指導で従業員の血圧が改善、東北大研究が示す効果

日本高血圧学会の研究チームが、職場での減塩・野菜摂取促進と血圧低下の関連を発表した。厚労省事業で2023〜25年度に7社の健診データを活用し、うち3社は健診結果に基づく食生活指導に加え、社員食堂で減塩・野菜多めの献立を提供し、売店商品を食塩相当量順に陳列した。残り4社は計測のみ実施。1年後、取り組みを行った3社(約1300人)は尿ナトカリ比と収縮期血圧が低下した一方、計測のみの4社(約1300人)はいずれも上昇し、両者の差は血圧で約1に達した。東北大・寳澤篤教授が主導した。

フクタンのひとこと

社員食堂のメニューや売店の品ぞろえまで気を配っている経営者にとって、自分たちの日々の工夫が従業員の健康に数字として表れるという結果は励みになるのではないでしょうか。

この研究は健康経営や従業員の生活習慣病予防が企業の福利厚生・人事施策の一部として注目される流れの中に位置づけられます。社食を持つ企業だけでなく、取引先の飲食店にもメニュー開発や献立提案の機会として波及しうるテーマです。

自社に社員食堂がある場合は、健診データを踏まえた減塩・野菜多めの献立を試験的に導入するという道もありますし、取引先企業の社食向けに減塩メニューや食塩相当量表示を提案するという道も考えられます。まずは小規模な期間限定メニューから効果を検証するという進め方もあり得ます。

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