
鹿児島県の最低賃金が10月25日から現在の1026円から64円引き上げられ、1090円になる。これは73円引き上げられた昨年に次ぎ、過去2番目に高い上げ幅となる。鹿児島労働局は23日朝、鹿児島中央駅で通勤・通学客に向けて引き上げを知らせる街頭キャンペーンを実施し、制度周知のチラシ入りティッシュを配布した。県内すべての職場で最低賃金が守られるよう呼びかけている。
毎年のように最低賃金が上がり続ける中で、シフトを組む現場や収支計画を練る経営者にとっては、頭の痛い時期が続いていることと思います。昨年に続き大幅な引き上げとなった今回のニュースに、胃が痛くなる思いの方も多いのではないでしょうか。
最低賃金の引き上げは全国的な流れであり、鹿児島県でも2年連続で大幅な上げ幅となったことは、人件費が構造的に上昇し続けていることを示しています。特に人手の多い飲食業では、時給ベースの人件費増が直接的に収益を圧迫しやすく、価格転嫁や生産性向上が引き続き課題となります。
メニュー価格の見直しや値上げで原資を確保する道もあれば、セルフオーダー端末や配膳ロボットなどの省人化投資で労働時間あたりの生産性を高める道もあります。また、シフトの見直しや多能工化によって、限られた人員でも回せる体制を整えるという選択肢も考えられます。
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