
熊本市北区の創作居酒屋を1号店に展開してきたHINOMARUグループが、2026年秋に熊本市東区でファミリー向け焼肉業態を新規オープンする。既存の肉割烹「niku..HINOMARU」は2026年7月29日で現行営業を終え、8月以降は月5日間・年間60日営業の会員制店舗へ転換する予定で、グループ全体で高単価の会員制業態とファミリー向け焼肉業態を併存させる戦略をとる。
一つの看板店を軌道に乗せた後、次の一手をどう打つかは多くの経営者が悩む局面です。既存店の強みを維持しながら新業態に挑む姿勢には共感を覚える経営者も多いでしょう。
会員制・少日数営業という高付加価値モデルで独自性を確立した店が、あえてファミリー向け焼肉という間口の広い業態に進出する動きは、単一業態依存からの多角化・客層拡大の一例として位置づけられます。焼肉業態はファミリー層の取り込みやすさから出店が続きやすい分野でもあります。
既存の看板店の希少性・ブランド力を維持しつつ、別業態で新規客層を取り込むという多店舗展開の考え方は参考になり得ます。一方で、既存店の会員制転換によるファン離れリスクや、新業態立ち上げに伴う人材・資金負担を見極める視点も必要という道もあります。