
回転寿司チェーンのくら寿司が、楽天市場のナッツブランド「nuts link」とコラボし、商品を回転レーンに流して販売する取り組みを8月21日から関東・関西の10店舗で開始した。運営は加藤貿易株式会社。ナッツを寿司や他の商品と同じレーンに乗せて提供することで、来店客の目に留まりやすくし、購買につなげる狙いがあるとみられる。回転寿司の店内動線を活用した異業種コラボ販促の一例といえる。
新しい商品を試したいけれど、どう告知すれば手に取ってもらえるか悩む経営者は多いはずです。レーンという既存の仕組みをそのまま販促装置に変えた発想には、思わず膝を打つ人もいるでしょう。
回転寿司業態では近年、寿司以外の物販や異業種コラボによる客単価アップの取り組みが広がっています。今回のnuts linkとのコラボも、レーンという店舗独自の資産を活用し、来店客の視界に自然に商品を入れ込む販促手法の一つと位置づけられます。
自店に置き換えると、レーンに限らず「お客様の目線が自然に向く場所」を洗い出し、そこに新商品や季節限定品を配置するという方法も考えられます。また、外部ブランドとの短期コラボで話題性を作り、SNS拡散につなげるという道もありますし、まずは小規模な期間限定施策で反応を試すというやり方も選択肢の一つです。