
ギフトホールディングスの8月度月次動向によると、既存店売上高は前年同月比2.4%増、全店売上高は26.2%増となった。全店の伸び率が既存店を大きく上回っていることから、新規出店による店舗数増加が売上全体を押し上げた形とみられる。既存店ベースでは緩やかな増収にとどまっており、既存店と新店の伸び率の差から出店戦略の進捗が業績を支えている構図がうかがえる。
既存店の伸びが緩やかでも全体の数字が大きく伸びていると聞くと、出店攻勢の勢いを感じて刺激を受ける経営者も多いのではないでしょうか。
既存店2.4%増に対し全店26.2%増という差は、同社が積極的な出店により店舗網を拡大し、それが業績の牽引役になっていることを示しています。焼肉・グループ経営を軸とした多業態展開が背景にあるチェーンでは、既存店の伸びよりも出店ペースが業績の主因になりやすい傾向があります。
既存店の底上げに注力するか、新規出店による規模拡大を優先するか、自社の資金体力や立地状況に応じてバランスを考える道があります。他社の出店動向を参考にしつつ、自店の既存店強化策(メニュー改定や販促)と出店余地の両方を並行して検討するという方法も考えられます。