
大戸屋ホールディングスは8月の既存店売上高が前年同月比10.8%増となったと発表した。内訳は客数が6.0%増、客単価が4.5%増で、来店客数・単価の両方が伸びる形での増収となっている。定食業態を主力とする同社の月次数値は、外食大手の客足動向を見る指標の一つとして注目される。
数字が伸びている大手のニュースを見ると、自店との差を感じて焦る経営者もいれば、業界全体が上向いている兆しとして励みになる方もいると思います。
大戸屋のように客数・客単価の両方が伸びているのは、値上げだけに頼らず来店動機そのものが増えている状態と言えます。大手チェーンの月次データは、外食全体の需要動向を測る一つの参考指標として業界内で見られています。
こうした大手の動きを見て、自店のメニュー構成や価格設定を見直すきっかけにするという道もありますし、逆に大手が拾いきれない客層やニーズに絞って差別化を図るという道も考えられます。まずは自店の客数・客単価の内訳を分解して現状を把握するところから始める方法もあります。