
サイゼリヤがオーストラリア・メルボルンに11月オープンする動きがあると報じられた。同国はイタリア移民が長年築いてきた独自の「イタリアン」文化がある市場であり、そこに日本発の低価格イタリアンチェーンが参入する形となる。詳細な出店規模や価格戦略は現時点の抜粋情報からは明らかになっていない。
海外で自社と近いポジションのチェーンが新天地に挑戦するニュースは、国内で戦う経営者にとっても刺激になるはずです。
サイゼリヤは近年アジア圏を中心に海外出店を拡大してきましたが、今回はイタリア移民の文化的土壌がある豪州という、これまでと違う競争環境への進出です。低価格イタリアンという業態が、現地の「本場イタリアン」市場でどう受け入れられるかが注目されます。
海外の同業態チェーンの動きから、価格帯・現地化のさじ加減のヒントを得るという道もありますし、逆に自店の強みが海外では通用しない領域だと再確認する材料にするという道もあります。いずれにせよ、遠い市場の話として無視せず、情報として押さえておく価値はありそうです。