
ホットペッパーグルメ外食総研(リクルート)が2026年7月1日〜10日、首都圏・関西圏・東海圏の20〜69歳男女を対象に外食時の「人によるサービス」へのこだわりを調査。「調理」は人による対応を希望する割合が69.6%と高い一方、「注文」「会計」はこだわらない傾向が強かった。人によるサービスへのニーズは「大衆店」と「高級店」、「日常利用」と「特別な利用」で差が大きく、こだわる理由は「温かみ」「高級感」「対価を払っている」、こだわらない理由は「面倒」「仕方がない」「人を介さない方が早い」だった。
券売機やモバイルオーダーの導入を進める中で、どこまで人の手を残すべきか悩んでいる経営者も多いはずです。今回の結果は、その判断に一つの手がかりを与えてくれます。
調査では、注文や会計といった非中核業務は省力化ツールへの抵抗感が薄い一方、調理という「価値の核」に近い部分では人による対応への期待が根強いことが示されました。DX化が進んでも、客が求める「人らしさ」の所在は業態や利用シーンによってはっきり分かれる構造が浮かび上がっています。
注文・会計はセルフレジやモバイルオーダーで効率化しつつ、調理や接客の見せ場は人の手を残すというメリハリ型の運営を検討する道があります。また、業態や客単価帯に応じて「温かみ」や「高級感」を演出するポイントを絞り込み、そこに人員を集中投下するという考え方も一案です。
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