
モスバーガーは3月18日から、1973年発売の定番『テリヤキバーガー』を4年ぶり7回目にリニューアル。上白糖中心だった甘さを三温糖とりんごペーストで柔らかくし、味噌としょうゆのバランスを見直して醤油もろみとカツオの風味を追加。同時に『ダブルテリヤキバーガー』『ソイテリヤキバーガー』も刷新した。新商品として数量限定『とろったまベーコン テリヤキバーガー』、5月中旬までの期間限定『チーズベーコン テリヤキバーガー』を発売。公式Xでは全メニューを一覧できる画像も公開し、レジ前での注文の迷いを減らす狙いを説明している。
看板メニューを何年も使い続けている経営者にとって、味の再設計に踏み切るタイミングの見極めは悩ましいテーマだと思います。長年のファンを裏切らずに新しさを出す難しさは、業態を問わず共感できる部分ではないでしょうか。
全国チェーンが定番商品を数年おきに定期的に手直しする動きは、味の陳腐化を防ぎつつ話題性も確保する定石的な戦略です。今回はソースの甘みと旨みの配合を変えるだけでなく、派生メニューや期間限定・数量限定商品を同時展開することで、既存客の再来店と新規客の獲得を両立させようとしている点が特徴です。
定番メニューを持つ店なら、味を全面刷新するのではなく一部の調味料バランスだけ調整して試験的に反応を見るという道もあります。また、リニューアルと合わせて期間限定・数量限定の派生商品を投入し、話題化と既存メニューへの回遊を狙う手法も参考になりそうです。メニュー表を画像化してSNSで発信し、注文時の迷いを減らす工夫も取り入れやすい施策のひとつです。
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