
サイゼリヤは決算で業績計画未達ながら、平均6%の値上げ方針発表後に株価が急伸した。決算前は高値から約2割下落しており、値上げ幅が市場予想を上回ったことで反発した。帝国データバンクによると10月に値上げされた飲食料品は3,153品目にのぼり、値上げをしない代表格だった同社の決断は業界内でも注目を集めている。なお投資単位は70万円超で、株式分割など投資単位引き下げは検討段階にとどまる。
値上げに踏み切れず悩んできた経営者にとって、「値上げしない代表格」だったサイゼリヤが値上げを決めた、というニュースは大きな心理的な後押しになるのではないでしょうか。
今回の株価上昇は業績の良し悪しよりも、値上げの実施とその幅に対する市場の評価が大きく影響しています。食品全体で値上げが相次ぐ中、値上げしても「努力不足」と受け止められにくい空気が業界に生まれていることがうかがえます。
値上げ幅を小刻みに調整しながら顧客の反応を見る方法もあれば、業界全体の値上げの流れに乗せて一気に実施するという考え方もあります。自社の価格据え置きが本当に強みなのか、それとも負担になっているのかを見直すきっかけにする、という道もあります。
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