大衆酒場「ニューたぬき」が川崎に130席の新店をオープンした。運営するのはかつて居酒屋チェーン「サブライム」に在籍していた人物で、創業から12年で90店舗、年商60億円規模まで成長させたという。大型の大衆酒場業態を軸に、独立系の外食企業がチェーン展開を加速させている事例として注目される。
独立してここまで店舗数と売上を伸ばした経営者の歩みには、日々現場で奮闘する経営者なら誰しも刺激を受けるはずです。130席という規模の新店出店には、相応の覚悟と準備があったことがうかがえます。
大手チェーン出身者が独立し、大衆酒場という比較的参入しやすい業態で急拡大するケースは近年目立っています。12年で90店舗、年商60億円という数字は、単店経営から多店舗展開への移行が業界内で一つの成長モデルとして定着しつつあることを示しています。
自社も同様に多店舗展開を目指すなら、フォーマットの標準化やオペレーションの仕組み化を進める道があります。一方で、規模拡大よりも一等地での大型旗艦店に注力し、ブランド力で差別化するという選択肢も考えられます。いずれにせよ、成長企業の出店戦略や人材育成の仕組みを参考にする価値はありそうです。