
代々木上原の住宅街にあるブーランジェリー「カタネベーカリー」は、あんこやツナ、カレー、ハムやベーコンまで店内で手作りするパン屋。オーナー夫妻が「街に日常使いできるパン屋がない」という自身や近隣住民の声をきっかけに開業し、空き地に店舗兼住宅を建てて24年間営業を続けている。地元客に加え、立地柄外国人客も多く訪れる人気店となっている。
住宅街で長く愛される店を作りたいという思いに共感する経営者も多いのではないでしょうか。身近な材料から手間をかけて作る姿勢は、どんな業態にも通じる原点だと感じます。
大手チェーンの効率化が進む一方で、自家製にこだわる個人店が住宅街で根強い支持を集めるという構図は、ベーカリー業界に限らず飲食全体で見られる傾向です。地域密着と手作りの丁寧さが差別化要因になっている例といえます。
仕入れの効率化を図りつつ一部メニューだけ手作り感を残すという道もありますし、カタネベーカリーのように全工程を自店で担うことで独自性を打ち出すという道もあります。立地選定や営業形態を含め、自分たちの生活スタイルに合わせた店づくりを模索する方法も考えられます。
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