
ニッスイのグループ会社・日水物流で、委託先IDCフロンティアが第三者の不正アクセスを受けたことによりシステム障害が発生していたが、10月20日、全17拠点で通常の入出荷業務に移行したことが分かった。ニッスイグループは今後、外部委託先を含めた情報セキュリティ対策・リスク管理の強化に加え、障害発生を見越した早期復旧体制や事業継続体制の強化にも取り組むとしている。
仕入れ先や物流網のトラブルは、現場にいる経営者ほど『明日の食材は届くのか』という不安に直結します。復旧のニュースにひとまず胸をなで下ろした方も多いのではないでしょうか。
今回のようにサイバー攻撃が委託先企業を経由して自社の物流に波及するケースは、水産・食品業界に限らず、サプライチェーン全体で起こり得る構造的なリスクです。直接の取引先が安全でも、その先の委託先まで含めたリスク管理が問われる事例と言えます。
仕入れ先や物流パートナーが複数のバックアップルートを持っているか確認しておくという方法や、主要な仕入れ先のシステム障害時の連絡体制・代替調達の手順を事前に確認しておくという方法もあります。小規模店舗であっても、取引先の情報セキュリティ体制を把握しておくことは、今後のリスク対策の一助になるかもしれません。
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