
サンマルクカフェは2026年4月3日、創業以来初となるモーニング・ランチセットを刷新した。新モーニング「あさマルクカフェ」は390円のTHEクロワッサンセットなど全6種、新ランチ「ひるマルクカフェ」は550円からの全5種を展開し、全セットに+200円でチョコクロを追加できる。岡山の一部店舗で先行導入し好評だったため全国展開に踏み切った。同社は2029年度までに約370店舗体制を目指す出店再拡大フェーズにあり、単価向上と来店頻度アップを狙った施策と位置づけられる。
モーニングやランチの価格設定は、常連客の来店頻度を左右する重要な要素。「もう一声お得感を出したい」と悩む経営者にとって、大手チェーンの価格戦略は気になるところだろう。
サンマルクカフェは不採算店整理を経て出店を再開したばかりで、単価向上と客数確保を両立させる必要がある局面にある。今回の刷新は390円という低価格帯の入り口商品を用意しつつ、チョコクロなど高単価商品への誘導を組み合わせた構成になっており、価格帯の広がりでリピーターと新規客の両方を取り込む狙いが読み取れる。
低価格の看板セットで来店の心理的ハードルを下げつつ、追加トッピングやサイドメニューで単価を積み上げるという二段構えの設計は、規模を問わず参考にできる考え方かもしれない。一方で、地域や客層によっては値ごろ感より満足度の高さを訴求する方が効果的な場合もあり、自店の客層に合わせて価格帯の幅を再検討するという道もある。
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