サイプレスが運営する焼肉居酎屋「源ちゃん」の2026年8月の月次実績で、既存店客数が3カ月連続でマイナスとなったことが明らかになった。一方で客単価は上昇しており、客数減による売上への影響を客単価アップで一定程度相殺している状況がうかがえる。長期的な客数減少は集客力の弱まりを示す指標として注視される項目であり、今後の動向次第で既存店売上全体への影響が拡大する可能性がある。
客数が減っているのに客単価で数字を保てているというのは、現場としては綱渡りの感覚があるのではないでしょうか。数字上は凌げていても、根本的な店の魅力が落ちていないか気になるところです。
外食チェーンの月次データでは客数と客単価の動きを分けて見ることが重要視されます。客単価アップで売上を維持できていても、客数の連続マイナスが続く場合は来店動機そのものが弱まっている可能性があり、業界内では「客数減の長期化」が警戒される典型的なパターンとして扱われています。
メニュー単価の見直しだけでなく、来店頻度を高める施策(サブスクや会員制度、SNSでの発信強化)を並行して検討する道もあります。また客単価アップの内訳が値上げによるものか、高付加価値商品の販売強化によるものかを分析し、どちらが持続可能な戦略かを見極めるという方法もあります。