
KDDIは8月19日、子会社menuが運営するフードデリバリー「menu」の提供を終了し、同社を解散・清算すると発表した。レアゾン・ホールディングスと共同運営で事業拡大を図ってきたが撤退に至った。国内デリバリー市場はUber Eats・出前館の2強体制が続く中、新興サービス「ロケットナウ」の参入も伝えられており、プレーヤーの淘汰と再編が進む局面にある。
デリバリーを集客・売上補完の柱にしていた店舗にとって、利用していたプラットフォームが突然終了するのは死活問題です。契約や手数料体系を見直す手間が増えることへの不安は大きいはずです。
国内フードデリバリー市場はUber Eats・出前館の2強が先行し、体力のない後発サービスが淘汰される構図が続いています。今回のmenu撤退はその象徴であり、一方で新興のロケットナウ参入という逆の動きも見られ、市場は寡占化と新規参入がせめぎ合う不安定な段階にあります。
複数のデリバリープラットフォームに同時登録してリスク分散を図るという道もありますし、自社アプリや電話注文など自前のデリバリー導線を強化するという道もあります。また新規参入サービスの手数料条件やキャンペーンを見極めながら乗り換えを検討するという選択肢も考えられます。