
7月27日、東京・西小山に「中華とワインのおみせ ラララ」が開業した。オーナーの藤沢元太氏はワンダーテーブルに14年在籍し、「よなよなビアワークス」で店長経験もある人物。もともとは埼玉の中華料理店で5年間修業した中華の料理人で、その後焼肉店やホールでの接客も経験してきた。独立店となる同店では、中華料理にワインを合わせるペアリングを軸に、ゆったり食事を楽しめる業態を目指す。まずは1店舗での営業体制確立を目指し、将来的な店舗展開も視野に入れているという。
独立という大きな決断を経て、自分の強みである中華料理と、これまで培った接客・店舗運営の経験を組み合わせた新業態に挑む姿には、多くの経営者が背中を押されるものを感じるのではないでしょうか。
チェーン出身者が中華料理と洋酒という異なる要素を組み合わせて独立するケースは、既存の中華料理店やワインバルとは異なる客層・価格帯を狙う新しい業態の試みとして位置づけられます。中華料理は本来ビールや紹興酒との相性が語られがちですが、ワインとのペアリングを前面に出す点が特徴的です。
中華料理にワインを合わせるという新しい提案は、既存の中華料理店が客単価向上や差別化を図る際の一つのヒントになるという道もあります。一方で、チェーン出身者が独立時に前職で得た運営ノウハウや人脈をどう活かすかという観点で参考にするという道もあるでしょう。まずは1店舗で営業体制を固めてから多店舗展開を検討するという段階的なアプローチも、独立開業を考える経営者にとって参考になる進め方かもしれません。