
京都のエンリッションと滋賀大学が連携し、2026年10月に「知るカフェ滋賀大学店(仮称)」を彦根キャンパスに開設する。第2校舎棟1階のフリースペースに隣接するデータサイエンス棟内に設置し、学部を問わず学生が無料で利用できる。低学年のうちから企業と接点を持てる場を提供し、進路選択の幅を広げる狙いがある。
新業態の出店ニュースを見ると、自店の商圏に新しい競合や客の流れの変化が生まれないか気になる経営者も多いだろう。
「知るカフェ」は企業協賛により学生に無料で場を提供するビジネスモデルで、大学キャンパス内という限定商圏に特化した集客・接点づくりの一例といえる。飲食店にとっては直接の競合ではないが、学生の日常的な立ち寄り先が増えることで周辺飲食店の利用行動に影響する可能性がある。
大学周辺で営業する店舗であれば、こうした学内施設の開設を機に学生向けメニューや割引施策を見直すという道もある。逆に自店の強みである「食事」や「くつろぎ」を軸に差別化を図り、無料カフェとは異なる価値提供を打ち出す方法もあるだろう。
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