
味の素冷凍食品は2026年秋季、あっさり系の「黄金炒飯」を新投入し冷凍チャーハン市場でのナンバーワンを目指す。高単価・高品質を打ち出す「頂肉ブラックアンガス牛100%ハンバーグ」ではEC等の新規チャネル開拓も進める。家庭用は新商品6品・リニューアル6品を8月9日発売、業務用はホテル向け中心に人手不足対応の効率性・簡便性を訴求し、新商品13品を8月7日から順次投入する計画。
原材料高や人手不足が続く中、メニュー価格や仕入れの見直しに頭を悩ませている経営者の方も多いのではないでしょうか。大手メーカーの新商品戦略は、そうした現場の悩みへのヒントにもなりそうです。
冷凍食品大手が「あっさり系の定番強化」と「高単価な差別化商品」を同時に打ち出す動きは、消費者の節約志向と特別な体験志向が併存する「メリハリ消費」を業界全体が意識し始めている表れと言えます。業務用ではホテル向けに人手不足対応の簡便性を訴求する点も、外食・宿泊業の共通課題を映しています。
自店のメニュー構成でも、定番の値ごろ感を残しつつ一部を高付加価値化する二極化戦略を検討する道があります。また調理工程の簡便化が図れる業務用冷凍食品を部分的に取り入れ、人手不足下での品質維持とコスト管理を両立させるという選択肢も考えられます。
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